2019年10月31日
いよいよプラチナマイスター・アカデミーの第2期が開講しました。
第1回である今回は、講師に小宮山宏氏を迎え、「プラチナ社会の実現とプラチナマイスター」というテーマで講義いただきました。

小宮山 宏氏
東京大学工学部 助教授、教授、同大学院工学系研究科長・工学部長、2003年同大学副学長を経て、2005年4月から2009年3月まで東京大学総長（第28代）。2009年4月より東京大学総長顧問、三菱総合研究所理事長。2010年8月よりプラチナ構想ネットワーク会長。

1. 現代は人類史の転換期にあるのだということを、飽和というキーワードで読み解く
2. 日本はそのトップランナー、課題先進国である
3. 課題先進国である日本が課題解決先進国となるためのプラチナ社会のビジョン
4. プラチナ社会の推進のために必要なのは人財、アクション、ネットワーク
5. このために必要なのは、自らプラチナ社会を創るプレイヤーが多く輩出されること

講義後の質疑応答では闊達な意見が交わされました。
「先進的な取り組みの障壁となる、法令や規制への対応をどう考えるか」という質問に対し、「まず、やってしまえばいいんだ。」という力強い回答があり、受講生の顔が変わったのが大変印象的でした。
名刺交換後には杉浦学長によるオリエンテーションを実施し、プラチナマイスター・アカデミーにおけるカリキュラムの狙い、認定までのロードマップが示されました。

グループワークでは事前課題として各自が取り纏めて来た「キャリアの棚卸シート」に基づき、近未来の自分が実現したいことと、そのステップを考えました。

次週は川廷昌弘氏を講師に迎え、「SDGs思考で未来をみる」と題した講座を行います。

当講座では、ご興味を持たれた方の見学・体験を随時募集しています。
ご希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。

• 参加費は無料です。
• 運営の都合上、申込者1名につき1回のみ参加となっております。
• 参加人数によってはグループワークへの参加ができない場合があります。予めご了承ください。
• 学校施設につき入場は18:30以降にお願いします。
• 当日の写真撮影・録音は固くお断りします。